”せんそう”ってなあに?
どうして”せんそう”するの?
子供と戦争について話す機会がある時、
戦争という事象を、説明するのがとっても難しいことだなと感じます。
難しいことをわかりやすく伝えるには、、、、
そして、悲しい映像ばかり見せるのも気が引けます。
今回は、私なりに戦争についてのおすすめ図書をあげてみます。
まず一つ目は

モノクロームのシンプルで淡々とした表現で、平和と戦争の対比を描きながらも最後のページで、ぐっとくるものがあります。
一見真っ黒に見えるページが実はよく見ると、、、という仕掛けもあります。
小さい子供に怖がらせ過ぎずに、ゆっくりと、一緒に感じ、考えれる秀逸な一冊です。

漫画「はだしのゲン」は、作者の中沢啓治さんが6歳の時に被爆した実体験をもとにした作品。
2023年、広島市の平和教育副教材から漫画「はだしのゲン」が削除され波紋が広がりました。そして、それ以前にも閲覧制限の賛否両論物議を醸し、その度に販売部数が伸びているそうです。
私の幼少期には、なんの疑いもなく図書館にあり、
みんないつの間にか読んでいた「はだしのゲン」
みなさん、読まれたことはありますか?そして、子供に読ませたいと思いますか?
戦争が、一般市民にもたらした悲劇を作者の体験から伺うことができます。
嘘みたいな事実です。目を覆いたくなるものです。でもそれと同時に平和の尊さ、人の尊厳、何を私たちは本当に守るべきかを問われると思います。
子供だから、、、、なんて私は思いません。子供にこそ知ってほしいと思うのです。
子供だから、こそゲンと一緒の目線で読めると思うのです。
今年は、ドキュメンタリー映画「はだしのゲンが見たヒロシマ」を観ました。
その中で作者は当時から、表現を薄めるように出版社に、編集するように何度も訂正があったそうです。
”これでも”だいぶ薄めた表現ということに私は衝撃でした。
そして、何よりも中沢さんが、漫画家人生をかけ心身共に捧げて描かれたことが、至極伝わってきました。もう、お亡くなりになられましたが、中沢さんの想い子供達なら純粋な気持ちで受け取ってくれると思ってます。

ゲゲゲの鬼太郎でおなじみの水木しげる大先生。
彼が戦争によって片腕がないことは皆様もご存知かと思います。
この漫画は、水木しげるさんの戦争実体験が、まるで、1本の長い映画を見ているように、音や、色まで見えてくるような、、、時には、もう痛みまで伝わってくるそんな1冊です。兵隊の冷酷さ、どんな辛い状況でも人間の想いがあること。
漫画で知る「戦争と日本」ー壮絶! 特攻篇ー また、総員玉砕せよ、などなど本当に多くの戦争に関する漫画も残されているのですね。
みなさんもオススメの映画や、本などぜひ記事を書いてシェアしてみませんか?
取材だけでなく、こんな風な記事もぜひお気軽にお寄せくださいませ。
最後に、、、、
勝手に告知なのですが、私の子供が時々学ぶオンライン授業がありまして
(大人にも、すこぶる面白い授業なんです!)探求学舎というサイトです。
うちの子は、宇宙、化学、科学が主なのですが、時々無料の授業がありまして、なんと!
今年ラストのプレゼント授業が「『なぜ人は戦争をするの?』マザーテレサ編
というタイトルの授業です。
余談ですが、、前回は、本田宗一郎の回の授業で、なんだか私が胸熱くなった授業でした。
ぜひ子供さんと一緒にご覧になってはいかがでしょうか?
下記のリンクから詳細と申し込みどうぞ。
戦争で泣いている世界中の子供達が1日1秒でも早く解放され笑顔で過ごせますように。
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